第7回目のブログは、茨城へ行ってきたときに乗った鉄道の豆知識や感想を書いていきたいと思います。今回の鉄道旅は、第1回目の投稿で書いた「スペーシアの個室がスゴすぎる!」のときに一緒に行ったお友達が※ミステリーツアーとして企画をしてくれました。

※ミステリーツアーとは、行き先がわからないツアーのことです。本来は企画者が一緒に行動するのではなく、封筒などに切符と指示が書いてあるメモなどを入れツアー参加者に渡し、企画者はいつでも駆けつけることができる場所に待機します。その後、ツアーの内容にもよりますが、バレないようにどこかで合流し、ツアー参加者は、企画者がどのように同じ列車に合流してきたかを考えるという2段階に分けたミステリーツアーもあります。

今回の集合場所として指定されたのは武蔵野線の吉川美南駅。吉川美南駅は2012年3月17日に開業した、割と新しい駅です。吉川美南駅が開業したことで、駅前にはイオンモールが建設されたりと、開発が進んでいます。吉川美南駅周辺の人口も1万人に到達していて、活気が溢れる街へとなりつつあります。

この吉川美南駅は、定期でやってくる特急は、1つもありませんが、臨時特急列車は多くやってきます。毎週土休日には、吉川美南駅発着の臨時特急鎌倉号が運行されていて、吉川美南駅から1本で鎌倉へ向かうことができます。今までは、ホリデー快速鎌倉号として運行されていましたが、2022年10月に特急へ格上げされました。また、2024年3月16日のダイヤ改正までは、E257系の5両編成が使用されていましたが、今回のダイヤ改正でE653系の7両編成が使用されるようになり、2両分席数が増加しました。この理由についてですが、今回はあまり詳しく解説しませんが、E257系5両編成が、臨時特急運用だけでなく、高崎線系統の定期特急運用にも入るようになったためと考えられます。他にも季節限定の臨時特急が数多く設定されています。もちろんこの駅発着ではない場合もありますが、吉川美南駅が所在する武蔵野線を通って終着駅に向かう列車は、吉川美南駅に停車する場合がかなり多いです。みなさんも臨時特急を賢く使って、目的地で有意義な時間を過ごしましょう!(臨時列車は、いつも走っている定期列車よりも席が埋まるのが早い場合が多いです。なので、早めに予約を取っておくことをオススメします。)

吉川美南駅の説明が終わったところで、友達が予約をとってくれた臨時特急に乗車していきます。その名も臨時特急絶景ネモフィラ川越号です。この列車は、国営ひたち海浜公園で今見頃を迎えているネモフィラを見に行く人たちのために設定された特急です。使用車両は交直両用車両のE653系K71編成でした。この列車が走る常磐線には※デッドセクションがあるので、交直両用列車しか通ることができません。

※デットセクションとは、電気系統の切り替え区間のことです。日本の鉄道で使われている電気系統は、直流や交流があります。細かく分けると直流の場合はV(ボルト)、交流(Hz)の違いがあるのですが、デットセクションは、その中でも大元の直流と交流が変わる区間のことを言います。その区間を走るためには両方の電気系統に対応する必要があるため製造にも、お金が通常よりもかかります。

この車両は、新製時は常磐線特急スーパーひたち、フレッシュひたちとして運転され、2013年3月に現在の常磐線特急車両E657系に置き換えられ、新潟地区に転属しました。その後、臨時特急用車両が足りなくなったため、2023年8月に関東圏に再び戻ってきました。

E653系に乗ること約1時間。水戸駅に到着です。到着すると反対側のホームに常磐線E531系赤電塗装車両がいるではありませんか!

この赤電塗装車両は、基本編成と付属編成の1本ずつしかいないのでとてもレアな車両です。

やっぱり水戸駅は大きいですね。さすが県庁所在地というだけあります。

次に乗る列車は、鹿島臨海鉄道です。鹿島臨海鉄道は、水戸~鹿島サッカースタジアムの旅客線53.0㎞と、鹿島サッカースタジアム~奥野谷浜の貨物線19.2㎞を保有する鉄道会社です。

来た車両は、鹿島臨海鉄道の最新車両8000形です。最新車両と言っても2015年製造ですが・・・。

8000形に乗ること約10分。大洗駅に到着です。大洗駅は、僕が趣味でやっている鉄印帳に貼る鉄印をゲットできる駅なので、とっても嬉しかったです。また、鹿島臨海鉄道の鉄印をゲットしたことで、関東圏の鉄印はすべて獲得することができました。

鉄印を獲得したところで、水戸駅に戻ります。

次にやってきた車両は、鹿島臨海鉄道の主力車両6000形です。この6000形が製造されたのは、1985年〜1992年なので、最古参の車両は製造されてから39年が経過しています。最新車両の導入で、年々数を減らしていますが、まだまだ現役バリバリです。

8000形に乗ること約10分。再び水戸駅に戻ってきました。水戸駅で、茨城のお土産を買って、次に乗る列車を待ちます。

次に乗車するのは、常磐線特急ときわ70号です。

来た車両は、もちろんE657系です。やっぱり何度見てもE657系の前面は、怖いですよね。

水戸駅で「おみたまプリン」という高級プリンを買ったので、車内で食べたのですが、これが信じられないほど美味しかったです!値段が500円もするので、かなり高いですが、食べてみるとその価値はあるなと実感しました。

E657系に乗ること約50分。柏駅に到着です。柏駅も結構大きい駅ですね。でも、かなりシンプルな構造なので案内板に沿って、歩いていけば迷うことはなさそうですね。

次に乗るのは、東武野田線、別名東武アーバンパークラインです。東武アーバンパークラインは、船橋~大宮を結んでいる路線です。この東武アーバンパークラインで、僕が絶対に乗ってみたかった車両がいました。その車両は8000系8111Fです。8000系8111Fは、一度定期運用を引退し、イベント列車のみの活躍でしたが、2023年11月に突然東武野田線の車両基地に転属し、定期運用に復帰しました。東武野田線にはリニューアルされた8000系が走っているのですが、この8111Fは、このリニューアルがされておらず、唯一の元祖8000系です。

取り忘れたのでフリー写真で代替します。

これが8111Fです。いかにも昭和の車両という感じがあります。ちなみに普通の8000系は下の写真のような感じです。

8111Fに乗ること約10分。終点運河駅に到着です。

折り返して船橋駅に向かいます。やってきた車両は、東武野田線の最新車両60000系です。60000系は、2025年春から導入される80000系の導入に合わせて、5両化改造されます。また、60000系から引き抜いた1両は、80000系に改造し、新たな80000系の編成に組み込まれます。

60000系に乗ること約40分。終点船橋に到着です。船橋で夕食を食べて、友達と解散します。

余談ですが、サイゼリヤで夕食を食べました。1つ驚いたことが、注文スタイルが自分のスマホでQRコードを読み込んで、メニュー表に番号が書いてあるので、それをスマホに打ち込むことになっていました。スマホを持っていない人はどうするのでしょうか・・・?以上余談でした。

さて、今回は水戸へ行ってきたときの豆知識や感想を書きましたが、どうでしたか?今回は説明が多かったので、ブログも長くなりました。

では次回のブログをお楽しみに~!

投稿者 daisan

「臨時列車の運行経路がスゴすぎた!」に3件のコメントがあります
  1. 1日で多くの鉄道に乗ってまさに、鉄道好きな人にはたまらない企画ですね。
    ちなみに、私が1番気になったのは『プリン』でした笑
    関東の鉄印制覇おめでとうございます!何個位押したのですかね。
    今度、ブログで是非紹介してください。

    1. 閲覧いただきありがとうございます!「過去の写真を見ていたら・・・シリーズが完結したら、投稿したいと思います。提案ありがとうございます!

  2. 電車の事は、難しくてわかりませんが、ミステリーツアーは、楽しそうですね。
    美味しそうなプリンや、サイゼリアの話しなど、余談ばなしが、ばあばの頭には、丁度いいです。
    鉄印帳関東圏、全部押せて、おめでとうございます!

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