第6回目のブログは、銚子電鉄に行ってきたときの豆知識と感想を書いていきたいと思います。(前回の続きはまた今度投稿します。もう少しお待ちください。)
旅の始まりは、銚子駅。銚子駅って結構でかいんですね。(JR側がでかいだけで、銚子電鉄は全然でかくないですが・・・。)ビックリしました。

銚子電鉄の架線って1本なんですね。架線が2本ではないだけで、かなり印象が変わりますね。そもそも、赤字路線で電化されているのはかなり珍しい例なので、架線が1本なのも納得できますね。
やってきた車両は、元京王2010系→元伊予鉄道800系の2002編成です。

この編成は、2014年1月11日に発生した脱線事故の当該編成です。
今回は、短いブログになると思うので、この銚子電鉄についても少し説明していきたいと思います。
この銚子電鉄は、正式名称「銚子電気鉄道」という会社です。この銚子電気鉄道は、ローカル線ながら全線電化されているため、会社名に「電気」が入っています。また、全線電化されていない私鉄路線は、〜鉄道となります。全線電化されていても「電気」が入っていない場合もあります。西武鉄道や東武鉄道がその一例です。
銚子電鉄は、2023年3月期決算で2期連続の黒字化となりましたが、この収益のほとんどは、まずい棒やぬれ煎餅などのグッズの収益によるものです。鉄道部門では1億2千万円を超える赤字だったそうですが、グッズの収益が過去最高の5億3418万円となり、黒字にすることができたそうです。もしかすると、路線が電化されていなければ保守費用も抑えることができるので、鉄道部門でも黒字化をすることができたかもしれませんね。しかし、銚子電鉄の場合は、路線が電化されていなかった場合は、もっと経営状況は深刻だったと思われます。なぜなら、電化されていなかったら、普通の私鉄路線となって、注目を浴びなくなってしまうからです。先ほどもチラッと説明しましたが、日本のローカル線は電化されておらず、非電化路線である場合が多いです。なので、銚子電鉄はどこにでもある普通のローカル線と変わらなくなってしまいます。その結果、注目を浴びなくなり、経営状態も深刻になってしまうというわけです。もしかしたら、銚子電鉄が所在する銚子市も、銚子電鉄に注目が浴びなくなると、より過疎化が進み、市の存続の危機が訪れてしまうかもしれません。
今、銚子電鉄が経営状態が深刻ながらも注目を浴びている理由は、ローカル線なのに電化されているという極めて珍しい状態であること、赤字を脱却するための斬新な取り組みが行われていることなどからです。また、鉄道ファンの視点からしてみると、銚子電鉄は当然ながら、新型車両を開発し、発注するほどの資金はないです。なので、全国各地の鉄道会社に問い合わせ、引退になる車両を聞きつけ、銚子電鉄に入線することができる規格の車両を探すことになります。また、銚子電鉄に入線することができる車両は、※18m車で※※600vであることが絶対です。そのため、昔の車両がまだ銚子電鉄では乗ることができるという点が、とても嬉しいです。2024年3月下旬から走り始めた22000系は、関西の南海電鉄から来た車両なので、関西で走っていた車両を関東で乗ることができるという点が個人的にはとても入しいです。
※日本で走行している車両の全長は、さまざまありますが、今現在主流であるサイズは20mです。しかし、銚子電鉄に入線できるのは、20m車が主流になる前によく採用されていた18m車です。
※※日本で走っている車両の電圧は、直流1500vや交流50㎐/60Hzが多いですが、銚子電鉄は、電圧が直流600vなので探すのがとても困難です。600vで走っている車両はほとんどないので、大抵改造工事が必要になりますが、モーターなどの機器を全て一新しないといけないので、お金が掛かります。銚子電鉄が新車両の導入に困難を極めるのは、これが1番大きな問題です。
さて、説明が終わったところで本題に戻りましょう。
車両に乗り込むと、なんと銚子電鉄の社長さんがいるではありませんか!これにはびっくりしました!運行している列車に乗り込むことがあるとは、知っていましたが、まさか本当に乗っている場面を目撃できるとは思っていなかったので、とてもびっくりしました。
途中駅に、笠上黒生駅という駅があるのですが、この駅の別名が髪毛黒生という名前で、最初の自動放送が流れたとき、「かみのけくろはげ」と間違えて僕にも聞こえました。そして、僕も笑ったのですが、同じように間違えて聞こえた人たちは、みんな爆笑でした(笑)。
2000系に乗ること約20分。終点外川駅に到着です。

この駅舎が、いい雰囲気を出していますよね。東京では絶対見ることができない景色です。本線の終点の奥には、引退した銚子電鉄の車両が展示されていました。

その名も「デハ801」です。1985年~2010年まで活躍した車両です。製造されたのが1950年なので、60年間活躍したということになります。平均的な鉄道車両の寿命が約30年と言われているので、かなり長生きですね。
外川駅を色々見学した後は、折り返しの銚子駅行きの列車に乗って、銚子駅に戻ります。
さて、今回のブログは銚子電鉄へ行ったときの、豆知識や感想を書いてみましたが、どうでしたか?
みなさんもぜひ銚子電鉄へ行って、昭和へのタイムスリップ気分を味わってみてください!
では次回のブログをお楽しみに~!
豆知識が、大豆知識位大きくて、りかいするまで、時間がかかります。社長さんに会えたのは、ラッキーでしたね。
ほんとに、昭和にタイムスリップしたようなに、車両だけみると思いますね。また、もともと関西で走っていたものが、千葉に走っているというのをいいですねー
「かみのけくろはげ」聞いてみたいですね笑