第2回目のブログは、静岡に行ったときに乗った鉄道の豆知識や感想をご紹介します!

今回の旅の始まりは、北千住駅。北千住は初めて来たので、全然よくわかりません(笑)。といっても、新宿駅や東京駅に比べたら、段違いに分かりやすいです。

1番最初に乗るのは、特急メトロはこね91号です。

この列車は、千代田線ホームから発車する特急です。千代田線を走る列車で通過駅があるのはこの特急メトロはこね、メトロえのしま、メトロモーニングウェイ、メトロホームウェイの計4つの種別です。また、この列車すべてが小田急60000形MSEでの運転です。なぜこの60000形でしか運転されない理由は、後ほど説明します。

この特急メトロはこね91号は途中の相模大野まで、特急メトロえのしま91号と併結して走ります。

MSE(小田急60000形)でしか運転されない理由は、乗り入れ先が地下鉄だからです。?が浮かんでいる人もいるかもしれません。地下鉄は、地上や高架を走る路線と違って、空間がとても狭く、横の扉から出るのは至難の業です。そのため、地下鉄を走る車両は、建築限界と車両限界との基礎限界が、400㎜未満の区間があると、前面に貫通扉をつけることが義務付けられます。小田急が所有するロマンスカーは、どの形式も、基礎限界が400㎜未満となってしまいます。なので、千代田線を走る場合には、前面に貫通扉をつけなければなりません。そのため、前面に貫通扉を小田急ロマンスカーの中で唯一持っているMSEのみが千代田線直通運用に充当されるということになっています。

MSEに揺られること約1時間50分。小田原に到着です。

次は、新幹線で行こうか、普通列車で行こうか迷ったんですが、結局新幹線で目的地に向かうことを決め、切符を買おうとしました。そしたら…外国人が溢れていて、切符を買うことができませんでした…。恐らくインバウンドによる影響だと思いますが、ここまでとは想像してませんでした・・・。箱根まで行ったら、もっと溢れかえっているんでしょうね。なので、結局普通列車で行くことにしました。

小田原から熱海へ行き、熱海でJR東海直通の列車に乗り換えました。211系と313系セントラルライナーとの異種併結でした。セントラルライナーの方が断然座り心地が良いので、セントラルライナー側に乗車しました。

※写真を撮り忘れたので、フリー画像で代用します。実際は普通浜松行でした。

小田原から約1時間40分。静岡駅に到着です。ここで、約1時間30分ほど待ち時間があるので、お土産を買ったり、昼食をとったりしました。

(ちなみに昼食はこれでした。静岡駅構内にあったつけそば屋で食べました。)

約1時間30分後、今回の目的でもある列車がやってきました。それは…373系特急ふじかわ号です!

この車両は、飯田線の特急伊那路号でも運用されています。基本的には、都市部からローカル線を通り反対側の都市部を結ぶ役割のある特急で運用されています。また、送り込みとして早朝や夜などには、普通列車で運用されることもあります。

この特急ふじかわ号は、静岡駅から富士駅まで東海道線を走行し、富士駅でスイッチバック(方向転換)を行ったのち、身延線を通り、山梨県の甲府駅を結ぶ特急です。身延線は、山間部を通る上、富士山を囲むように走るので、とても車窓が素晴らしいです。また、全国でもこの身延線でしか見られない「左富士」というものがあります。左富士とは車窓の左側から富士山が見える現象のことです。「なんだそんなことか」って思う人もいるかもしれませんが、普通、車窓は右側に見えたものは、左側で見えません。しかし、この路線は、富士山を下の写真のように囲みながら走っている、かつ急カーブで戻るような線になっているところもあります。そのため、左側の窓からさっき右側で見えた景色が見えるようになってしまう、っというわけなんです。

車窓から見える富士山はこんな感じです。

とっても綺麗ですよね。東京からはこんな景色は見えないので、身延線に乗ったことがある人しかわからない景色ですね。

そんな身延線を走る373系に揺られること約2時間10分。終点甲府に到着。次に乗る列車は、特急かいじ号です。特急あずさ、かいじのどちらかに乗れば、新宿へ1本で戻ることができます。しかも、本数も結構多いので、山梨や長野に行く際にはおすすめの列車です。少ないですが東京発着の特急もあります。みなさん、同じ路線を走るのに、種別が特急あずさ、かいじの2種類ある理由ご存知ですか?答えは簡単です。発着駅の違いです。まず、東京側の出発駅は、新宿駅、もしくは東京駅です。どちらも、これは変わらないので、名前の違いとは言えません。次に長野、山梨側の着駅です。ここで、かなり着駅が変わってきます。まず、特急あずさです。あずさは、主に松本駅が終着駅となりますが、1日に1本、大糸線へ直通する南小谷行きの列車がやってきます。次に、特急かいじです。かいじは、主に甲府駅が終着駅となりますが、1日に2本程度、甲府駅の次の駅、竜王行きの列車があります。つまり、かいじは終着駅が山梨県に所在する場合に使われる種別、あずさは、終着駅が長野県に所在する場合に使われる種別と判断することができます。

※写真を撮り忘れたので、フリー画像で代用します。

E353系に揺られること約1時間30分。終点新宿に到着です。

さて、今回は東京メトロへ直通するロマンスカーのことや、電車から見える車窓のことなどを書いてみましたが、どうでしたか??もしかしたら、かなりマニアックなことも言ってるかもしれませんが、鉄道の魅力をより感じてくれていたらとても嬉しいです。

今回は、春休みだったので、二本続けて、最近行ってきたところについてのブログを上げてきましたが、春休みが終わると学校が始まり、電車旅も予定が合わずできない時期もあるかもしれません。その時には、過去に行った鉄道旅に関するブログを上げていきたいと思っています。投稿頻度がかなり開いてしまう時期もあるかもしれませんが、ご了承ください。

それでは、次回のブログもお楽しみに~!

投稿者 daisan

「身延線から見る富士山の景色が素晴らしすぎた!!」に3件のコメントがあります
  1. 富士山大好きなので、出だしで釘付けになりました。ありがとうございました🙇

  2. ほんとに鉄道好きなんだというのが伝わってきました。
    一緒鉄道に乗って旅した気になりました。
    また、気長に更新するのを待ってます!

  3. 過去のスマホを見ていたらを、読みました。良く覚えているのに、感心しました。前後編に分けるのは、いいですね。

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