第18回目のブログは、富山・新潟へ行ってきたときの鉄道の豆知識や感想を書いていきたいと思います。

旅の始まりは、新宿駅!新宿駅も改良工事が行われて、通路が広くなったのは良いんですが、いろんな通路ができてわかりにくくなったのがちょっと大変ですよね。本当新宿駅みたいなターミナル駅を迷わず歩ける人ってすごいなぁとつくづく思います。

最初に乗る列車は、特急あずさ5号南小谷(みなみおたり)行です!来た車両は、もちろんE353系です。みなさん南小谷って知ってますか?南小谷駅は、中央線の駅ではなく大糸線という別の路線の駅です。大糸線は、松本~糸魚川駅を結ぶ路線で、南小谷駅で糸魚川方面がJR西日本、松本方面がJR東日本に系統分離されます。また、JR西日本側は電化されておらず、気動車であるキハ120形が運用されています。JR東日本側は、新宿からの直通特急を走らせています。しかも9両というかなり長い編成で。西と東でこんなに変わるんだなぁというのが率直な感想です。糸魚川までJR東日本の管轄にしちゃえば良いのにって思いますが、そうはできない事情があるんでしょうね。(上に幕回しの様子を撮影した動画を載せました。ぜひご覧ください!)

特急あずさ5号は、12両編成で運転されますが、大糸線には12両編成で入線できないので、松本駅で3両と9両に切り離し、3両側は松本止まり、9両側は、南小谷まで運転されます。復路はその反対で運転されます。

南小谷まで直通する特急は1往復しかないので、この日は満席でした。普通のあずさだと混雑がひどいと臨時あずさが大量に出されますが、南小谷行は臨時がでないので注意が必要です。

E353系に乗ること約30分。途中駅の八王子駅に到着です。八王子駅に着いてふと留置線を見てみると…

‘‘シキ‘‘と‘‘ヨ‘‘がいるではありませんか!!‘‘シキ‘‘は変圧器輸送に使われる貨車で、‘‘ヨ‘‘は車掌車と言って、昔は必ず貨物列車の一番後ろに連結されていた車両です。‘‘シキ‘‘と‘‘ヨ‘‘は今回のメインではないので説明を省きますが、車掌車について書かれているサイトを下に貼っておきます。

https://trafficnews.jp/post/128228

‘‘シキ‘‘は本当めったに見ることができないのでとても嬉しかったです!僕も動画では見てたのですが、実物は初めて見ました。

特急あずさ5号には3時間以上乗るので、軽食を車内販売で買いました。

軽食で買ったのは、スジャータのハイクオリティアイスクリーム(High Quality ICE CREAM)のバニラ味、別名‘‘シンカンセンスゴイカタイアイス‘‘です。なぜ‘‘シンカンセンスゴイカタイアイス‘‘と呼ばれているのかというと、このアイスは空気含有量が低くしている上に、濃厚な生クリームを使用し、乳脂肪分を高く(その値はなんと15.5%です!!)し、また、車内には冷凍設備がないため、マイナス79℃にまで下がるドライアイスを使用しているため、石のように固いアイスクリームが出来上がるというわけなんです。その硬さは、普通のプラスチックのスプーンでは太刀打ちできないほどです(笑)!それを解決するのが、‘‘アルミアイスクリームスプーン‘‘!アルミは、熱伝導率が約236W/m・Kとかなり高いです。そのため、体温がアイスに伝わり、スプーンが触れた部分が溶けていくということなんです。その分、アルミがアイスの冷たさを吸収するので、スプーンはかなり冷たくなります。

やっぱり‘‘シンカンセンスゴイカタイアイス‘‘は、とても美味しかったです。正直言ってハーゲンダッツよりも個人的には美味しいなと感じます。ちなみに自販機で買うと全然固くないそうなので、ご注意を!本場の‘‘シンカンセンスゴイカタイアイス‘‘を食べたい人は、車内販売で買って食べるのをおすすめします!ちなみにJR東日本のすべての特急で車内販売があるわけではないのでご注意ください!(ちなみに、車内販売が行われているのは、東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線と特急あずさ・特急ひたちのみです。また、今回僕が乗車している特急あずさ5号に乗車する場合、車内販売は、松本駅までしか行われず、大糸線内(松本~南小谷間)は行われませんのでご注意ください!)

新宿から特急あずさ5号に乗車すること約3時間20分。ついに今回の目的地への入り口‘‘信濃大町駅‘‘に到着です!!(ちなみに新宿から南小谷間を全て乗り通すと約4時間かかります(笑)。もう一つ豆知識を書くと昔は、南小谷行の特急あずさは千葉始発で運転されていて、それを全て乗り通すと約5時間かかりました(笑)。)

それでは、今回の目的地を発表しましょう!もしかしたらタイトルとサムネで分かっている人もいたかもしれませんが、今回の目的地は…‘‘立山黒部アルペンルート‘‘です!!立山黒部アルペンルートは、標高3000m級の山々が連なる北アルプス(立山連峰)を貫く世界でも有数の山岳観光ルートです。海外からの観光客もとても多いです。特に‘‘雪の大谷‘‘は有名ですよね。‘‘雪の大谷‘‘は、立山高原バスが走る道路を除雪した際にできる雪の壁のことです。除雪車は、雪を吸い込むと端に吹き飛ばします。それを繰り返すと、徐々に端に雪がたまっていき壁ができていくというわけなんです。雪の大谷フェスティバルは、例年4月~6月で開催されています。ぜひ見に行ってみてください!ちなみにゴールデンウィークに行くと大混雑していますので、ご注意を!

それでは、立山黒部アルペンルート最初の駅‘‘扇沢駅‘‘へ向かっていきましょう!扇沢駅へ向かうには、信濃大町駅から出る扇沢駅行の路線バスに乗る必要があります。今回は、信濃大町駅から乗車しますが、北陸新幹線の停車駅である長野駅からも扇沢駅へ向かう特急バスが出ています!

運行会社は、アルピコ交通です。アルピコ交通は、長野県を走る路線バスや新宿~長野間を結ぶ高速バスなどの運行、松本~新島々駅間を結ぶ上高地線(鉄道)の運行など長野県でなくてはならない公共交通機関を運行している会社です。

今回、立山黒部アルペンルートを訪れたのは10月下旬だったので、紅葉がかなり綺麗です!!いつもは、紅葉とか観光地とかはスルーでしたが、今回は観光も楽しみながら行きたいと思います!!

信濃大町駅を発車して約40分。立山黒部アルペンルート最初の駅‘‘扇沢駅‘‘に到着です!!

扇沢駅の標高は1425mとなっています。さすがに10月下旬なので薄い長袖だと肌寒いです。少し厚めの長袖を着ていればジャンバーとかはいらないくらいの温度感でした。今の時期にアルペンルートに行こうとしたら真冬の装備必須ですね。扇沢駅だけなら真冬の装備までは必要ありませんが、室堂まで行くと最高気温がマイナス何度の世界ですからね。

室堂駅から見える紅葉はこんな感じです!!とっても綺麗ですよね~!!東京都心では絶対に見れない光景です。

それでは、室堂駅で何を見たのか紹介していきましょう…と言いたいところなんですが、これ以上書いてしまうと長いブログになりますので、今回の旅のブログは、4回に分けて書いていきたいと思います。次回のブログは、室堂駅で何を見学したのかと、立山黒部アルペンルートで乗った乗り物や景色などを紹介していきたいと思います!!

それでは、次回のブログをお楽しみに~!!

投稿者 daisan

「人跡未踏の地‘‘黒部渓谷‘‘に作られた国内最大級ダム①」に3件のコメントがあります
  1. 立山4回シリーズはなかなか興味が惹きますね!
    『シンカンセンスゴイカタイアイス』の固い理由は車両販売ならではだったんですね。‘‘シキ‘‘と‘‘ヨ‘‘て普通に聞いてもなんことですね。
    紅葉もあり今回の旅は見どころ満載ですね。続き楽しみです♪

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