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第4回目のブログは、前回の続きで、長野旅行の後編を書きたいと思います。

長野駅周辺のホテルで1泊して、チェックアウトした後、再び長野駅へ移動します。2日目は、長野の鉄道には乗らず、違うところの鉄道を乗りに行きます。

2日目最初に乗る列車は、北陸新幹線です。

北陸新幹線は、最近敦賀まで延伸したので、東京駅からの利便性が向上しました。(関西圏から北陸地方へ行くときには、運賃も上がり、乗り換えが必要になったので、利便性が上がったとは言えませんが・・・。)

今回、北陸新幹線で向かう場所は、熊谷駅です。

北陸新幹線に揺られること約1時間。熊谷駅に到着です。

さて、今回の目的は熊谷駅から発着するある列車です。その名はなんと…秩父鉄道が運行するSLパレオエクスプレスです!

使用車両はC58‐363です。このSLの経歴を簡単に説明します。

・C58363は国鉄時代、東北地方を中心に活躍した蒸気機関車です。

・1972年に廃車され、吹上町立吹上小学校(現在の鴻巣市立吹上小学校)の校庭で、小学生とともに、穏やかな余生を送っていました。

・その後、さいたま博覧会というものが開催されることになり、それに合わせて「SL運行を!」という声が上がり、その大役にC58363が抜擢されました。

・1987年に車籍が復活し、1988年にSLパレオエクスプレスが誕生しました。

小学校の校庭にSLがあったなんて、とても羨ましいですよね。想像しただけでもワクワクしてしまいます。今回は、このSLパレオエクスプレスに全区間(熊谷~三峰口)乗ってみたいと思います。全区間乗ると約2時間40分かかります。普通列車で行くと、約1時間40分なので、約1時間も所要時間が変わるということですね。普通の人からしてみると、すごい揺れて、しかも時間もかかる、追加料金を取られるSLを選ばないと思いますが、SLは近年人気が急上昇していて、パレオエクスプレスもかなり混んでいました。SLは、かなり昔に作られた車両なので、部品も廃盤になっているものが多いですが、SLはかなりの数が静態保存されているので、静態保存されているSLから部品を取るなどして、管理されています。大井川鉄道では廃盤になった部品を3Ⅾプリンターで形をまねて、取り付けたりもするらしいですよ。そのようなことをしなければいけないということは、維持費、管理費はとてつもない金額にもなります。また、SLの燃料である石炭も近年価格が上昇しているため、運行させるための費用はどんどん高くなっています。実際、SLを観光列車として運行しても、利益が出ない場合も多く、SLのみで考えると赤字になってしまい、運行するためのハードルはかなり高いです。しかし、SLを運行している都市全体で考えると、経済効果が高いところも多いです。SL大樹を走らせている東武鉄道も、SL列車単体だけで言ったら、赤字だと思われますが、SLに乗るためには、下今市まで行く必要があるので、そこまでに使われるであろう特急列車などで、黒字化を行っています。また、SL大樹が運行していることによる経済効果は70億円規模であるというデータもあります。なので、過疎地区などローカル線が走っているところは、ゆっくり走るSLを運行させてもあまり問題はなく、かつ観光資源を欲している地域にとってもプラスなので、そういうところにSLが走っていることも多いです。磐越西線を走るSLばんえつ物語などがその実例です。

SLの話がだいぶ長くなりました(笑)。

C58363に揺られること約2時間40分。終点三峰口に到着です。

三峰口では、SLの転車を行うので、それを見学した後に、昼食を食べることにしましたが…駅の周りには何もありません!コンビニもありません!なので、駅から出てすぐの屋台(?)みたいなところで、うどんを買って食べました。美味しかったです!

腹ごしらえも終わり、あとは帰るだけです。帰りに乗るのは、普通列車です。

普通列車に揺られること約1時間。寄居駅に到着です。寄居駅からは八高線に乗って帰ります。

今回のブログはここまでです。今回のブログは、前編、後編に分けましたが、どうでしたか?今後もブログが長くなりそうなときは、前編、後編に分けて投稿していきたいと思います。

次回のブログもお楽しみに~!

投稿者 daisan

“過去のスマホの写真を見ていたら・・・①後編” に1件のフィードバックがあります
  1. 毎回、見るのを楽しみしてます。
    やっぱり、最新鋭の新幹線もいいですが、レトロの感じのSLもいいですね!これこらも、保存しても後世に残してもらいたいですね。
    また、更新されるの楽しみにしてますー

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