第29回目のブログは、前回のブログの続きです。路線についての説明は、前回のブログでかなり説明したので、省略できるところはさせていただきます。路線についての説明を詳しく見たい方は、前回のブログをご覧ください。

箱根ロープウェイ

まず最初に乗る乗り物は、箱根ロープウェイです。

さすが観光地ですよね。たくさんの観光客がこの撮影スポットで撮っていました。

それでは、車窓動画・写真をどうぞ!

本来なら富士山がここから綺麗に見ることができるのですが、濃霧で見えませんでした。

火山ガスが出ているところは、何一つ植物が生えていませんでした。それだけ火山ガスの影響があるということですね。

大涌谷駅を出ること約15分。早雲山駅に到着です。早雲山駅構内には、お土産屋さんがいくつかありました。ですが、どれも観光地価格でかなり高かったです…。小田原などでも買えるものは、わざわざ箱根で買う必要はありませんね。

箱根登山ケーブルカー

続いて乗車する乗り物は、箱根登山ケーブルカーです。

ケーブルカーに乗ったのは、13:00前後でしたが、結構多くの人が乗っていました。やはり、観光客のほとんどは外国人でしたね。

今度、京都・奈良に行く予定があるのですが、箱根以上の混雑なんでしょうか?それとも大阪・関西万博に人が流れて、空くのでしょうか?最近の京都・奈良の実情を知っている方、ぜひコメントで教えてください!あと、京都・奈良のおすすめスポットも何かあったら教えてください!

箱根登山電車

続いて乗車する列車は、箱根登山電車です。

使用車両は、箱根登山電車3100形です。3100形は、2017年にデビューした車両で、箱根登山電車では最新の車両です。

3100形の特徴は、前面や側面のガラスが大型であるところです。ガラスが大型であることにより、車窓がより見やすくなっています。

また、3100形は1編成しか製造されていないにもかかわらず、たった2両で約8億円もの費用が投じられました。単純計算で、1両あたり4億円ということですね。JR東日本で運用されている通勤型車両は、大体1両あたり1億円と言われているので、その高額さがわかると思います。ちなみにこの4億円という費用は、ぼったくりではと思う人もいると思いますが、そういうわけではないです。箱根登山電車を走行するには特殊な機器がいくつも必要なうえに、車内の内装もこだわって作られたため、4億円もの費用がかかったのです。4億円あれば新幹線が1~2両程度なら作れてしまうのですよね…。相当儲かっているのでしょうね。

それでは動画をどうぞ!

車窓を見ているだけでも、やっぱりゆっくり走っていることがわかりますよね。

ちなみに1個目の動画に写っている車両は、モハ1形・モハ2形といい、箱根登山電車では最古参の車両です。モハ1形は、1919年の開業時から走っていたチキ1形を改造した車両です。つまり、モハ1形は、開業当初から走っている車両なんです!現在の西暦が2025年なので、モハ1形は、製造から106年も経過しているのです。大体在来線車両の平均寿命が30~40年と言われているので、その倍以上走っているということですね。100年以上前の車両が今もなお営業路線で活躍していることは、本当にすごいことで、おそらくSLの管理よりも大変なのではないかなと思います。しかもモハ1形への改造時もそこまで大掛かりな工事は行われていないので、新製時からほぼ原形を保っていると思われます。

モハ2形は、1927年に製造された車両で、モハ1形の増結車として使われています。こちらの車両は、製造から98年と、モハ1形よりも8年遅く製造された車両ですが、それでも90年以上活躍していますから、とても素晴らしいですよね!ぜひ箱根登山電車に乗りに行くときには、モハ1形・モハ2形を狙って乗ってみて下さい!(ちなみにモハ1形・モハ2形には、冷暖房がありませんので、真夏や真冬に行く際には気を付けてくださいね!)

強羅駅を出ること約40分。終点箱根湯本駅に到着です。ここからは小田原行の普通列車に乗り換え、終点小田原駅へ向かいます!

小田急ロマンスカー‘‘ExEα‘‘

続いて乗車する路線は、小田急小田原線です。乗車する列車は、特急はこね18号新宿行です。

使用車両は、小田急ロマンスカー30000形‘‘ExEα‘‘です。‘‘ExEα‘‘は、1996年から運用が開始された小田急ロマンスカー車両である‘‘ExE‘‘がリニューアルされた車両です。リニューアルと言っても外観はほとんど変わらず、客室内に防犯カメラが設置されたり、バリアフリー構造になったりと快適性や安全性の強化などを目的としたリニューアルがほとんどになっています。

ExE・ExEαは、従来の小田急ロマンスカー車両とは異なり、観光輸送だけでなくビジネス利用を強く意識した車両になっています。そのため、小田急ロマンスカーの名物ともいえる前面展望席が設置されていません。

小田急ロマンスカーを観光で利用する人にとっては、前面展望席がないため、あまり人気があるとは言えない車両ですが、小田急ロマンスカーの車両全体で考えると、ExE・ExEα はロマンスカーの在り方を変えた偉大な車両なんですよ。ほとんどが観光利用だったロマンスカーの利用者にプラスしてビジネス利用者も取り込んだのですからね。

ちなみに現在前面展望席が設置されている小田急ロマンスカーは‘‘GSE(70000形)‘‘のみです。ただ、小田急公式から2028年度の運用開始を目指して新型車両の設計が行われているそうで、しかも2023年12月に引退したVSE(50000形)の後継として位置づけられているそうなので、おそらく前面展望席の設置も行われると思われます。ぜひ新型車両に期待したいですね。

ExEαに乗ること約1時間10分。終点新宿駅に到着です。やっぱり特急は速いですね。行きは、小田原駅まで3時間ぐらいかかったのが、帰りは1時間強ですからね。人身事故の影響もあったので、平常時には小田原駅まで急行で1時間30分程度で行くことができます。ただ、色々考えると特急を使った方が良いのかなと思います。箱根湯本駅まで乗り換えなしで行くこともできますからね。たまに小田原駅止まりの特急もあるのでそこは注意してくださいね。

まとめ

今回は箱根旅の復路編として、書いていきましたが、どうでしたか?

やはり何かあったときのために事前準備は大事だなと思いましたね。慣れている地域だったら、ある程度調べていなくても、土地勘があるので、なんとなくどうやって解決していくか検討がつくと思いますが、慣れていない地域だと、土地勘がないので解決方法が思いつかないですよね。こういうときにパニックにならないように、あらかじめどう対応するのかを決めておくことは、とても大事なことだと思います。「スマホがあるから準備は適当でいいや」と思った人もいるかもしれません。しかし、スマホは電波環境がなくては使うことができません。災害時などは電波が届かなくなり、スマホなどの電子機器は使えなくなってしまいます。そんなときにパニックにならないために事前準備というものはとても大事なことなんです。なので、みなさん、どこかに出かけるときには事前調べや準備を万全に行ってくださいね。特に何かがあったときにどう対応するかを決めておくことが一番大事です。もしみなさんが調べきれないことなどがあったら、コメントに書いてください。解決方法を僕がわかる程度のものであれば返信させていただきます。

ということで、まとめがいつもより長くなりましたが、次回のブログは、仙台編のブログです。次回のブログも前編、後編に分ける予定です。

それでは次回のブログも、お楽しみに~!!

投稿者 daisan

「今もなお火山ガスの噴出が続く‘‘箱根火山‘‘[復路]」に2件のコメントがあります
  1. 色々アドバイス有難うございました🙇ちゃっかり、自分も京都奈良の情報を、頼む所が、笑えました。次回も楽しみにしています。

  2. 今度、京都奈良に行かれる際は今回の経験をもとに下調べ十分に行かれるでしょうね。気をつけて、楽しんできてください。
    公衆電話は少なくなってますが、災害等が起きた際に観光する場所にある公衆電話を事前に把握していくのも万が一の時に役立つ時思います。携帯電話が使えない時もありますからね。公衆電話場所HPに公開されてます。

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