前回の投稿から2か月程度開いてしまいました。投稿が滞っていた理由は、中間試験などがありブログを書く時間が取れなかったためです。また、できる限り頻繁に投稿できるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。
第16回目のブログは、前回のブログの続き(奇跡の多客臨運用!JR東日本最後の国鉄型特急①)となっています。
それでは、越後湯沢駅を探索していきましょう!!
まず、越後湯沢駅と言ったら‘‘0番線‘‘ですよね。

0番線は、中々見ることができない番線ですね。なぜなら、普通番線は1番から順につけられていくためです。では、なぜ0番線が生まれるのかというと拡張が難しい場合があるからです。?ですよね。では詳しく解説していきましょう!
駅は、作る際にある程度利用者数などを予測し乗り入れ路線、番線数、駅規模などを決めます。ただ、開発などにより乗り入れ路線が増える場合があります。開発によって乗り入れ路線が増える場合、一つ問題が発生します。開発が行われているということは、その周りはもう建物や道路に囲まれています。つまり、ホームを増設するだけの土地が使われてしまっているのです!ではどうするかというと、比較的開発がされていない側に増設します。そうなんです!このような場合に0番線が設置されるのです。では、わかりやすく下に例を書きますね。
「例えば1番線から東側に2,3・・・と増えていっている〇〇駅だとします。〇〇駅に〇〇線が新たに乗り入れることが決まり、ホームを増設しなくてはいけなくなりました。しかし東側は開発が進み、もうホームを増設するだけのスペースがありません。では、比較的開発が進んでいない西側に増設しましょう。」
どうでしょうか?理解できましたか?必ずしもこのように0番線が設置されているわけではありませんが、大抵は上記のようなことが原因で設置されます。
次は、越後湯沢駅にいた臨時列車を紹介します。

この車両は、キハ40・48系‘‘越乃Shu*Kura‘‘です。‘‘越乃Shu*Kura‘‘は、お酒をコンセプトにした列車で、新潟のお酒や新潟でとれた野菜などを使ったおつまみなどを食べることができます。運行区間は、基本的には上越妙高~十日町間を走っていますが、この日のように別の区間を走る場合もあります。
それでは、今回の本題‘‘谷川岳ループ号‘‘について書いていきたいと思います!!

越後湯沢駅の在来線ホームから出る列車で大宮まで直通するのは、この谷川岳ループ号だけです。なので、とても違和感がありますね。
では、185系‘‘谷川岳ループ号‘‘の入線を見ていきましょう!
やっぱり国鉄型特急の入線は、素晴らしいですね。鳴り響くモーター音もとても良いです!それでは、185系に乗り込んでいきましょう!
車内はかなり混雑していたので、写真は撮ることができませんでしたが、国鉄型特急ならではの雰囲気がとても良かったです。(ちなみに、185系については、詳しく別ブログで解説したいと思いますのでお楽しみに!)
今回は、いつもよりも動画を多めにしたいと思いますので、実際に乗っているかのような気持ちになってくださると嬉しいです!それでは、動画をお楽しみください
185系に乗ること約30分。途中駅の土合駅に到着です。土合駅は、日本一のモグラ駅と言われていて知る人ぞ知る有名な駅です。なぜ日本一のモグラ駅と言われているのかというと、地上にある駅舎から下り線のホームに辿り着くには、486段の階段を約10分かけて降りなければいけないからです。土合駅の下り線のホームは、JR東日本最長トンネルである新清水トンネル(全長1万3500m)内地下82mにあります。また、エスカレーターもエレベーターもありません。一時期は、エスカレーターを設置する計画もあり、用地も確保されていましたが、地下水が多いことなどから計画は頓挫してしまいました。

この写真は、一番上の段から撮りましたが、ホームが見えませんよね。

この写真は、大体半分くらい降りたところから撮りました。ようやくホームが見えてきました。地下深くということもあり、外は30℃以上ある中、ここは19℃前後しかありません。また年中通して気温は一定なんだそうです。まるで鍾乳洞みたいですね。それでは、谷川岳ループ号の停車時間が約20分しかないので、ここで引き返していきます。乗り遅れたらたまったもんではありませんからね。

ちなみに上を見上げるとこんな感じです。かなり降りてきているのがわかると思いますが、これでも半分ですからね。この階段のすごさがよくわかりますね。

この駅舎も芸術的ですよね。この駅舎を見たさにやってくる人もいるそうです。
それでは、185系に戻りましょう。

次の停車駅である湯檜曽(ゆびそ)駅にも途中下車してみましょう。湯檜曽駅からは、湯檜曽ループ線を見ることができます。ループ線とは、きつい勾配を上ることができない鉄道が、勾配がきついところを登ることができるように緩やかにするために設置されるものです。上越線の上り線には、ループ線が2つあり、1つは湯檜曽駅から見れる湯檜曽ループ線、2つ目は越後中里駅~土樽駅間にある松川ループ線です。1つの路線に、2つのループ線があるのは日本全国探してもこの上越線しかありません。

これが湯檜曽駅から見える湯檜曽ループ線です。みなさんも湯檜曽へ行ったときには見てみてくださいね!
それでは、再び車窓からの景色をご覧ください!(録音データも載せておきます。ぜひ聞いてみてください。)
↑車内メロディ(鉄道唱歌、4打点チャイム、ビューチャイム、ひたちチャイム)とアナウンス
↑モーター音(MT54)
↑モーター音(MT54)
↑モーター音(MT54)
↑モーター音(MT54)
↑モーター音(MT54)
越後湯沢駅から185系に揺られること約3時間。ついに終点大宮駅に到着です。
上越新幹線だと1時間前後で来れますが、たまには在来線で3時間かけて大宮に帰るのも悪くありませんね。ちなみに谷川岳ループ号に使われる車両は、9月からE257系に変更になっているので、185系で運用される谷川岳ループ号には乗ることができません。

最後に大宮駅には、車庫に引き上げる185系を撮るためにたくさんの人が訪れていました。撮りに来るのは全然良いと思いますが(僕も撮ってますし)、三脚を使うなどのマナーを破る行為は絶対にしないようにしてください。なぜホームで三脚を使ってはいけないのかは、撮影しているみなさんが一番よく分かっているはずです。自分の命を守るためにも、マナーを守るようにお願いします。
それでは、次回のブログをお楽しみに~!
久しぶりのぶログでしたが、色々しこうがこらされていて、面白かったです。有難うございました。
久しぶりのブログ楽しく見させていただきました。
モーター音ははじめて聞こうとして聞いたかもしれないです。
あと、土合駅すごい深いですね。そんな深い所にあるなんて、エスカレーターが地下水の関係で計画が頓挫してるて話ですけど、その前にそんなところによくトンネルが通っているなて!
また、ブログ楽しみにしてます!気長に待ってますから、忙しいと思いますが、日頃の生活楽しんでくださいね。